皆さんこんばんは。
埼玉県上尾市、JR高崎線上尾駅西口すぐの「就労移行支援事業所」「てんとうむし上尾駅前」の戸上です。

今日(4月7日)はすっごい風が強い日でした。
そんな中でも通所して訓練に取り組まれる皆さんを見て、「雨ニモマケズ風ニモマケズ、、」という宮沢賢治の詩が頭をよぎりました。
後にこの日々が役に立ったと思ってもらえるように、気の引き締まる思いでした。

さて、タイトルの「情けは人のためならず」。
よく【意味を間違えやすいことば】と紹介されるものですね。

「情けを掛けることは相手の為にならない」というのは誤った使い方。
「周囲に情けを掛けることで、巡り巡って自分に良い報いが来る」という意味が正しいものです。

善い行いはいずれきっと自分に良い形で返ってくるよ、ってことですね。

さてさて、こんなことがありました。
私お昼ご飯でてんとうむし上尾駅前の近所の中華料理屋さんに入ったのです。
中国人夫婦の営んでいる中華屋で、日本語と中国語を器用に使いこなしながら話しているんです。

そこのお母さまが突然タブレットを手に持ちながら私の元へ!
タブレットに表示されているのは中国語でびっしりのページで「なんだろう、、」と戸惑っていると、どうやら【食事配達アプリ】の操作方法が分からず、『間違ってお客さんからの注文をキャンセルしちゃったのかも、、(でも操作方法や英語の意味が分からなくて困っている)』『キャンセルだと作るわけにもいかないし、現状がどうなっているのかを知りたい』とお困りの様子。

困っているとどうにかしなきゃ!となってしまう戸上の癖で首を突っ込みます(だってお客さんはトガミしかいないんだもん)!
モス〇”ーガーでバイト中、操作していたウ―〇”-の記憶を呼び覚ませ!

まずは配達サービスがなんなのかを確認。(ウー〇”ーとか出〇館とか)
それが分かったらカスタマーセンターの連絡方法や操作方法を探して問合せ。
同時進行で英語や日本語の表示がわからなさそうにしているお母さまへ、スマホで中国語に翻訳して見せてあげたり、「今は料理は作らないで良いよ」と伝えたり。

そうこうしているうちに同じお客さんから再注文が入って、一安心(*´ω`*)
操作方法も確認してしっかりと注文受付を完了して、喜ぶとがみとお母さま。
「本場のシェイシェイ(ありがとう)を聞いたー」と満足してラーメンを食べて、会計を頼むと、「ありがとねー!」とお礼のお土産をくれたのです。
逆に申し訳ない気持ちになりつつも、ありがたく頂戴して、とがみにこにこ(*´ω`*)

「これが情けは人のならず」だね。
と思いながらお土産を美味しく頂いたのでした。

ちなみに、そこのお母さまから感謝の言葉と一緒に「お兄さん、初めて(お店に)来たよね?」と言われたのですが、2回目だから―!
自分の外見の特徴とかから、覚えられていると自惚れてました。てへ。