こんにちは。

埼玉県上尾市にある障害者多機能型事業所(就労移行支援・就労継続支援B型)「あしたのタネ上尾駅前」利用者のAです。

私は先日、埼玉県の障害者委託訓練というものに参加してきました。障害があり、未経験の職種への就職を希望される方や職務経験が浅い方向けの訓練です。私はとある特例子会社様で事務職の実習をさせて頂きました。

作業内容としては、Excelを使ってのデータ入力やチェック作業、マニュアル作成や仕分け、シュレッダー作業などの事務職の基本となる業務を中心に行いました。あしたのタネでの訓練とは違い、実際の会社で作業を行うので緊張感があります。この緊張感を味わえるだけでも実習の意味はとても大きいです。

また事前に、「ちゃんと朝起きられるか」「身だしなみが整えられるか」「通勤に耐えられるか」「報連相がちゃんとできるか」「集中力はどれぐらいか」「休憩時間をどう過ごすか」「周りの方とコミュニケーションをとれるか」など就職に向けての自分の課題を洗い出してから実習に臨みました。実習は短期間なので、ダラダラ過ごすことはとてももったいないです。目的意識をもって行動することで実習への姿勢も変わると思います。

実習を通して、就職へ向けての課題も見つかります。見つけた課題は今後の訓練で取り組んでいきましょう。逆に「自分はこういうことができるんだ!」といった自信を持つこともできます。自信がつくことで就職への不安も薄らぎます。

実習をやってから就職することで雇用のミスマッチが防げたり、職場への定着も図りやすくなる気がします。就職をする際はぜひ一度実習をご検討ください!

ご覧いただきありがとうございました(^_^)